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※本記事は、ミニバスを観戦する保護者・初心者向けに、ダブルドリブルの基本を分かりやすくまとめたものです。
※大会や地域、カテゴリーによって運用が異なる場合があります。実際の試合では、大会要項・審判責任者・TO主任・チーム責任者の指示をご確認ください。
- はじめに|「今のダブルドリブルって何?」と思ったことはありませんか?
- 1. まず結論|ドリブルを終えたあと、もう一度ドリブルするとダブルドリブル
- 2. ダブルドリブルになりやすい場面
- 3. 両手でドリブルしてもダブルドリブルになることがある
- 4. ドリブルを終えるとはどういうこと?
- 5. ダブルドリブルとトラベリングの違い
- 6. ピボットとの関係
- 7. 5秒ルールとの関係
- 8. なぜミニバスでダブルドリブルが多いの?
- 9. 保護者が見て分かりやすいポイント
- 10. TO担当者は何をする?
- 11. 子どもへの声かけ
- 12. 練習で意識したいこと
- 13. よくある勘違い
- まとめ|ダブルドリブルは「止めたあと、もう一度つく」と起きやすい
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はじめに|「今のダブルドリブルって何?」と思ったことはありませんか?
ミニバスの試合を見ていると、審判が笛を吹いて、
「ダブルドリブル」
と判断する場面があります。
保護者の方からすると、
「普通にドリブルしていただけに見えた」
「何がダメだったの?」
「トラベリングとは違うの?」
「一度止まったあと、またドリブルしたらダメなの?」
「子どもにはどう教えればいいの?」
と疑問に思いやすいルールです。
ダブルドリブルは、ミニバスでよく起きるバイオレーションのひとつです。
バイオレーションとは、相手との接触によるファウルではなく、ルール違反によって相手ボールになるプレーのことです。
この記事では、ミニバスのダブルドリブルについて、保護者向けに分かりやすく解説します。
1. まず結論|ドリブルを終えたあと、もう一度ドリブルするとダブルドリブル
保護者向けにまず結論を言うと、
ダブルドリブルとは、一度ドリブルを終えたあとに、もう一度ドリブルを始めてしまうバイオレーションです。
たとえば、子どもがドリブルをしていて、両手でボールを持って止まったとします。
そのあと、パスやシュートをせずに、またドリブルを始めると、ダブルドリブルになることがあります。
保護者向けに一言でまとめるなら、
ドリブルは一度止めたら、もう一度つけない
と覚えると分かりやすいです。
2. ダブルドリブルになりやすい場面
ミニバスでは、次のような場面でダブルドリブルが起きやすいです。
- ドリブルをしていた子が一度ボールを持つ
- 相手に止められて焦る
- パス先が見つからない
- もう一度ドリブルで逃げようとする
- 審判が笛を吹く
これは初心者にとても多いプレーです。
子どもは悪気があってやっているわけではありません。
相手に守られて焦ったり、味方が見つからなかったりして、もう一度ドリブルしたくなってしまうのです。
3. 両手でドリブルしてもダブルドリブルになることがある
ダブルドリブルは、「一度止めたあとにもう一度ドリブルする」だけではありません。
両手で同時にドリブルするような形も、ダブルドリブルとして扱われることがあります。
よくある例
- ボールを両手で下に押しつける
- 左右の手で同時にボールをつく
- ドリブル中に両手でボールに触れて、そのまま続ける
- ボールを一度持ったように見えて、またドリブルする
ミニバスでは、低学年や初心者がボールを強く扱えず、両手でついてしまうことがあります。
保護者向けには、
ドリブルは基本的に片手でつくもの
と考えると分かりやすいです。
4. ドリブルを終えるとはどういうこと?
ダブルドリブルを理解するには、「ドリブルを終える」という考え方が大切です。
簡単に言うと、次のような場面ではドリブルを終えたと考えられやすいです。
- 両手でボールを持った
- 片手でもボールを支えて止めた
- ボールを体に抱えた
- 手のひらでボールを下から支えるように止めた
- ドリブルをやめて完全に保持した
この状態になったあと、もう一度ドリブルを始めると、ダブルドリブルになることがあります。
保護者向けに言うと、
ボールを持って止めたら、次はパスかシュート
です。
5. ダブルドリブルとトラベリングの違い
保護者が混同しやすいのが、ダブルドリブルとトラベリングです。
どちらもバイオレーションですが、見るポイントが違います。
ダブルドリブル
- ドリブルの始め方、終わり方に関係する
- 一度ドリブルを終えたあと、もう一度つくと起きやすい
- 両手でドリブルしたときにも起きやすい
トラベリング
- 足の動きに関係する
- 軸足が動いたときに起きやすい
- 突き出しでボールをつく前に足が動くと起きやすい
保護者向けに一言で言うと、
ダブルドリブルは「手とドリブルのルール」
トラベリングは「足と軸足のルール」
です。
どちらも相手ボールになるバイオレーションですが、原因が違います。
6. ピボットとの関係
ドリブルを止めたあと、もう一度ドリブルできないなら、子どもは何をすればよいのでしょうか。
ここで大切になるのがピボットです。
ピボットとは、片足を軸足として床につけたまま、もう片方の足を動かして体の向きを変える動きです。
ドリブルを終えたあとでも、軸足を動かさずにピボットを使えば、体の向きを変えて味方を探すことができます。
つまり、
ドリブルを止めたら、もう一度つくのではなく、ピボットで味方を探す
ことが大切です。
ピボットができると、ダブルドリブルだけでなく、5秒ルールや突き出しのトラベリングを防ぐことにもつながります。
7. 5秒ルールとの関係
ドリブルを止めてボールを持ったあと、相手に近くで守られている状態が続くと、5秒ルールが関係することがあります。
このとき、子どもは焦ってもう一度ドリブルしたくなります。
しかし、ドリブルを終えたあとにもう一度つくと、ダブルドリブルになることがあります。
そのため、ドリブルを止めたあとは、
- ピボットで向きを変える
- 味方がボールをもらいに来る
- 早めにパスを出す
- シュートできるなら狙う
- 焦ってもう一度ドリブルしない
ことが大切です。
ダブルドリブルと5秒ルールは別のルールですが、試合中にはつながって起きやすいです。
8. なぜミニバスでダブルドリブルが多いの?
ミニバスでダブルドリブルが多い理由は、子どもたちが判断を学んでいる途中だからです。
よくある原因は次の通りです。
- 相手に守られて焦る
- 味方が動いていない
- パス先が見えない
- ボールを持ったあとに何をするか決まっていない
- ドリブルだけで解決しようとする
- ピボットがまだ身についていない
特に初心者は、困ったときにもう一度ドリブルしたくなります。
そのため、ダブルドリブルを減らすには、ドリブル技術だけでなく、
ボールを止めたあとに何をするか
を練習することが大切です。
9. 保護者が見て分かりやすいポイント
試合中にダブルドリブルかどうかを見るときは、次のポイントを見ると分かりやすいです。
1. 一度ボールを持ったか
ドリブル中に両手でボールを持ったり、片手で支えて止めたりしたかを見ます。
2. そのあと、もう一度ドリブルしたか
一度止めたあとに、またドリブルを始めるとダブルドリブルになりやすいです。
3. 両手でドリブルしていないか
ボールを両手で同時についているように見える場面も注意です。
4. 足の違反ではないか
足が動いて笛が鳴った場合は、ダブルドリブルではなくトラベリングの可能性があります。
ダブルドリブルなどのバイオレーション後は、相手チームのスローインで再開します。スローインの基本はこちらの記事で解説しています。
▶ ミニバスのスローインとは?5秒ルール・入れる場所・よくある勘違いを保護者向けに解説
10. TO担当者は何をする?
ダブルドリブルは、基本的には審判が判定するバイオレーションです。
TO担当者がダブルドリブルを判断して試合を止めるわけではありません。
TO担当者は、審判が笛を吹いたら、
- 審判のシグナルを見る
- どちらのボールで再開するか確認する
- ゲームクロックを審判の指示に合わせて操作する
- スコアやファウルを勝手に追加しない
- 分からなければTO主任や審判に確認する
ことが大切です。
ダブルドリブルはファウルではないため、個人ファウルやチームファウルには加算しません。
ここはTO初心者が間違えやすいポイントです。
11. 子どもへの声かけ
ダブルドリブルをした子に対して、強く責める必要はありません。
避けたい声かけは、次のような言葉です。
- またダブルドリブル!
- 何回同じことしてるの!
- 止まったらつくなって言ったでしょ!
- 早くパスしなさい!
代わりに、次のような声かけがおすすめです。
- ドリブルを止めたら、まず味方を見よう
- 困ったらピボットで向きを変えよう
- 味方も助けに行こう
- 止まる前に次のプレーを考えよう
- 次はパスかシュートを選べるといいね
- 今の経験で覚えれば大丈夫
大切なのは、ミスを責めることではなく、次にどうすればよいかを伝えることです。
12. 練習で意識したいこと
ダブルドリブルを減らすには、普段の練習で「止まったあと」の選択肢を作ることが大切です。
1. ドリブルを止めたらピボット
ドリブルを止めたら、もう一度つくのではなく、ピボットで体の向きを変える練習をします。
2. パス先を探す
ボールを持ったら、すぐに味方を見る習慣をつけます。
3. 味方が助けに行く
ボールを持った子だけでなく、周りの子がパスをもらいに動くことも大切です。
4. 止まる前に考える
ドリブルを止めてから考えるのではなく、止まる前に次のプレーを考える練習をします。
5. 1対1だけでなく2対2、3対3で練習する
試合では味方との関係が大切です。
少人数の練習で、ドリブルを止めたあとにパスを選ぶ経験を増やしましょう。
13. よくある勘違い
勘違い1:ドリブルを止めたら何もできない
ドリブルを止めたあとでも、パスやシュートはできます。
軸足を動かさなければ、ピボットで向きを変えることもできます。
勘違い2:片手なら何回でも止めていい
片手でも、ボールを支えて完全に止めたと判断されると、ドリブルを終えたと見られることがあります。
そのあとにもう一度つくと、ダブルドリブルになることがあります。
勘違い3:ダブルドリブルはファウル
ダブルドリブルはファウルではなく、バイオレーションです。
相手ボールになりますが、個人ファウルやチームファウルには加算しません。
勘違い4:全部トラベリングと同じ
ダブルドリブルとトラベリングは別のルールです。
ダブルドリブルはドリブル、トラベリングは足の動きがポイントです。
まとめ|ダブルドリブルは「止めたあと、もう一度つく」と起きやすい
ミニバスのダブルドリブルは、保護者が疑問に思いやすいルールのひとつです。
ポイントは次の通りです。
- ダブルドリブルはバイオレーション
- 一度ドリブルを終えたあと、もう一度ドリブルすると起きやすい
- 両手でドリブルする形もダブルドリブルになることがある
- ダブルドリブルはファウルではない
- 個人ファウルやチームファウルには加算しない
- トラベリングとは別のルール
- ドリブルを止めたら、ピボットで味方を探すことが大切
- 味方が助けに行くことも大切
- 子どもを責めず、次の判断につながる声かけをする
保護者向けに一言でまとめるなら、
ドリブルを一度止めたら、次はパス・シュート・ピボット。もう一度つくとダブルドリブルになりやすい。
です。
ミニバスでは、子どもたちは判断を学んでいる途中です。
ダブルドリブルになってしまっても、それは成長のチャンスです。
次は止まる前に味方を見よう、止まったらピボットで向きを変えよう、という前向きな声かけで、子どもたちの判断力を育てていきましょう。
ダブルドリブルと同じく、キックボールもファウルではなくバイオレーションです。キックボールの基本はこちらの記事で解説しています。
▶ ミニバスのキックボールとは?足に当たっただけでも笛が鳴るのか保護者向けに解説
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ピボットの基本はこちらで解説しています。
▶ ミニバスのピボットとは?5秒ルールとトラベリングを防ぐ基本技術を保護者向けに解説
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▶ ミニバスのルールを保護者向けにやさしく解説|トラベリング・ファウル・TO・アンスポまで

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