【2026年版】ミニバスのスコアシートの書き方|得点・ファウル・記入例を解説

TOサポート
  1. 2027年の一般ルール変更をU12へそのまま適用しない
  2. 2026年版|記入前に確認する早見表
  3. はじめに|ミニバスのスコアシートは「一般用」と少し違う
  4. スコアシートで保護者がまず見るべきポイント
  5. 1. スコアシートは何のために書くの?
  6. 2. 一般とミニバスのスコアシートの主な違い
  7. 3. ミニバスのスコアシートは3つに分けて見る
  8. 〔A〕ヘッダー部分
  9. 〔B〕チーム欄
    1. ミニバスの出場記録
  10. 〔C〕ランニングスコアと最終結果記入欄
    1. ゴールの書き方
    2. フリースローの書き方
    3. 3ポイントの扱い
  11. 4. ペンの色はどう使う?
    1. 覚え方
  12. 5. ファウルの書き方
    1. フリースローがある場合
  13. 6. チームファウルの記録
    1. 注意点
  14. 7. タイムアウトの書き方
    1. 例
  15. 8. オウンゴールの書き方
    1. 覚え方
  16. 9. スコアボードとの確認が大切
    1. 確認のコツ
  17. 10. ゲーム終了時の書き方
    1. ゲーム終了時にやること
  18. 11. TOサポーターが見るべきポイント
    1. スコアシートでサポーターが確認したいこと
  19. 12. 初心者が間違えやすいポイント
    1. 1. 一般と同じつもりで書いてしまう
    2. 2. 出場記録を忘れる
    3. 3. タイムアウト欄の書き方を間違える
    4. 4. チームファウルを消し忘れる
    5. 5. スコアボードとランニングスコアがズレる
    6. 6. ペンの色を間違える
  20. よくある質問|ミニバスのスコアシート
    1. ミニバスのスコアシートは保護者でも書けますか?
    2. スコアシートで一番間違えやすいところはどこですか?
    3. ファウルが聞き取れなかったときはどうすればいいですか?
  21. まとめ|ミニバスのスコアシートは「一般との違い」と「出場記録」が大事
  22. 記入ミスを防ぐ時間帯別チェック表
  23. TO担当者が準備しておくと便利なもの
  24. 得点・ファウル・終了処理の記入例
  25. 表示だけの誤りと記録の誤りを分ける

2027年の一般ルール変更をU12へそのまま適用しない

2026年10月3日確認:JBAのU12公式案内では、2027年度からU12のルールが変更されるという情報を否定しています。一般ルールの新しいファウル区分・記号を、現在のミニバスの記録に先取りして使わないでください。

リング305cm・6号ボール・3ポイントラインは全国ミニバスケットボール大会(3月末開催)の特別ルールです。通常のミニバスと区別し、参加する大会の指定用紙と適用ルールを確認します。一次資料:JBA U12競技規則・関連規程等。

※本記事には広告・アフィリエイトリンクを含む場合があります。
※本記事は、JBA-TO_manual、U12_TO-Manual_handbook_20260406、U12_TO-Supporter_manual_20260401を参考に、保護者・初心者TO向けに分かりやすくまとめたものです。
※大会や地域によって運用が異なる場合があります。実際の試合では、大会要項・TO主任・審判責任者の指示を確認してください。

2026年版|記入前に確認する早見表

試合前に次の5項目を確認しておくと、記録中の迷いを減らせます。実際の記入方法は、大会要項とTO主任の指示を優先してください。

確認項目記録のポイント
得点得点した選手番号とランニングスコアを対応させる
個人ファウル選手欄へ種類と回数を記録する
チームファウル各クォーターの累積を確認する
タイムアウト・出場認められた時点と出場記録を漏らさない
試合終了最終得点、勝者、署名欄を確認する

フリースロー時の得点やファウル記録については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶ ミニバスのフリースローはいつ打つ?本数・チームファウル・アンスポとの関係を解説

個人ファウルやチームファウル、5ファウルについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶ ミニバスで5ファウルになるとどうなる?退場・交代・保護者が知りたいポイントを解説


はじめに|ミニバスのスコアシートは「一般用」と少し違う

ミニバスで保護者がTOを担当するとき、多くの方が最初に戸惑うのがスコアシートの書き方です。

「どこに得点を書くの?」
「ファウルはどう書くの?」
「赤ペンと黒ペンはいつ使うの?」
「出場した選手はどう記録するの?」
「一般のスコアシートと何が違うの?」

このあたりは、初めてだとかなり分かりにくいです。

一般のJBA TOマニュアルでは、スコアシートはゲームの公式な記録であり、チーム、ランニングスコア、各プレーヤーやコーチに宣せられたファウル、認められたタイムアウトなどを記録するものとされています。

一方、U12 TOマニュアルでは、ミニバス用のスコアシートは大きく、

  • 〔A〕ヘッダー部分
  • 〔B〕チーム欄
  • 〔C〕ランニングスコアと最終結果記入欄

の3つに分けて説明されています。

この記事では、ミニバスのスコアシートの基本と、一般との違いを保護者・初心者TO向けにやさしく解説します。

ミニバスでTOを担当するとき、保護者がまず不安になりやすいのがスコアシートです。この記事では、得点・ファウル・チームファウルなど、初心者が最初に見るべきポイントをやさしく解説します。

スコアシートで保護者がまず見るべきポイント

ミニバスのスコアシートは、最初からすべてを完璧に覚える必要はありません。TO初心者の保護者は、まず「得点」「個人ファウル」「チームファウル」「タイムアウト」「最終スコア」の5つを見ると分かりやすくなります。

試合中は流れが早いため、分からないところを一人で判断しようとせず、TO主任や隣の担当者と確認しながら進めましょう。


1. スコアシートは何のために書くの?

スコアシートは、試合で起きたことを記録する公式な記録用紙です。

主に記録する内容は、

  • チーム名
  • 選手名
  • 背番号
  • 出場記録
  • 得点
  • ファウル
  • チームファウル
  • タイムアウト
  • 最終スコア
  • 勝者チーム
  • TOと審判のサイン

です。

保護者向けに言うと、

スコアシートは、試合の流れと結果を残すための公式メモ

です。

ただのメモではなく、試合後に確認される大切な記録なので、できるだけ見やすく、正確に書くことが大切です。


2. 一般とミニバスのスコアシートの主な違い

まず、一般とU12・ミニバスの違いを整理します。

項目一般U12・ミニバス
スコアシート4枚1組の複写式1枚もの。様式は一般用と異なる
キャプテン表記キャプテンは(CAP)と記入キャプテンの規定はない
出場記録スターターはPlayer inに×、スコアラーが○で囲む。途中出場も×各Qごとに出場記録欄がある。各Q開始時は/、途中出場は\
交代交代の機会が成立しているときに認められる第1〜第3Qは原則インターバル・ハーフタイムのみ。けがや5ファウル等の交代は例外
ランニングスコア1点・2点・3点がある原則3点はない。ただし大会によって採用あり
自殺点相手チームのキャプテン得点として記録番号の代わりに▲を記入
タイムアウト前半2回、後半3回、OT各1回各Q、各OTに1回ずつ
コーチファウルC、BなどC、Bに加えてM=マンツーマンペナルティあり

U12 TOサポーターマニュアルの付録では、一般とU12の違いとして、スコアシート、メンバーリスト、出場記録、コーチに記録されるファウル、ランニングスコア、交代などが整理されています。

ここで一番大事なのは、一般用の書き方をそのままミニバスに当てはめないことです。


3. ミニバスのスコアシートは3つに分けて見る

ミニバスのスコアシートは、最初から全部を見ようとすると混乱します。

まずは3つに分けて考えると分かりやすいです。

〔A〕ヘッダー部分

ヘッダー部分には、試合の基本情報を書きます。

主に書くものは、

  • 大会名
  • 日付
  • 時間
  • 会場名
  • ゲームナンバー
  • チーム名
  • 試合後のTO・審判のサイン

です。

U12 TOマニュアルでは、ゲーム前に大会名・日付・時間・会場名・ゲームナンバーを記入し、ゲーム後にTOクルーがそれぞれサインし、最後に審判がサインすると説明されています。

ここは試合前に落ち着いて書ける部分です。


〔B〕チーム欄

チーム欄には、選手やコーチ、出場、ファウル、タイムアウトなどを記録します。

ミニバスで特に大事なのは、出場記録です。

U12では、各クォーターごとに出場を記録する欄があり、各Qのはじめに出場するプレーヤーの番号を見て「/」を記入し、途中出場は「\」を記入します。一般のようにコーチのサインでスターターを確認してPlayer inに×をつける形とは違います。

ミニバスの出場記録

場面書き方
各Qの開始から出場/
途中から出場\
出場しない空欄
記録ミス防止クォーター開始前に番号を確認

公式の出場条件は、大会へのエントリーが10人以上の場合と8〜9人の場合で異なります。10人以上なら第3Qまでに10人以上が少なくとも1Q、2Qを超えない範囲で出場します。8〜9人なら全員が第3Qまでに少なくとも1Q出場します。第1〜第3Qの3Q連続出場はできません。欠席やけがの場合も、自己判断で出場記録を省かず審判・大会本部へ確認してください。

そのため、スコアラーは得点やファウルだけでなく、

誰が、どのクォーターに出たか

をしっかり確認する必要があります。


〔C〕ランニングスコアと最終結果記入欄

ランニングスコアは、試合中の得点を順番に記録していく欄です。

U12 TOマニュアルでは、ゲーム中に得点を記録し、スコアボードの得点と常に一致していることを確認するよう示されています。

ゴールの書き方

ゴールが入ったら、

  1. 得点したプレーヤーの番号を書く
  2. 点数の枠に斜線を引く

という流れです。

一般の競技規則でも、ゴール成功時は斜線、フリースロー成功時は塗りつぶした丸印を該当する得点欄に記入し、隣に得点したプレーヤーの番号を書くとされています。

フリースローの書き方

フリースローが入ったら、

  • 点数の上に塗りつぶした丸を書く
  • 外側の欄に得点したプレーヤーの番号を書く

という形です。

3ポイントの扱い

一般では、1点・2点・3点があります。

通常のミニバスではフィールドゴールは2点、フリースロー成功は1点です。最後のフリースローがリングに触れた後、プレーヤーが正当に触れて入った場合は2点です。3ポイントを採用する特別大会では、3点のゴールを決めたプレーヤー番号を○で囲みます。大会指定のルールを確認してください。

そのため、試合前に、

この大会は3ポイントを採用するのか

を必ず確認した方が良いです。

ミニバスで3ポイントを採用するかどうかは、大会によって異なる場合があります。詳しくはこちらの記事で解説しています。

▶ ミニバスに3ポイントはある?一般ルールとの違いを保護者向けに解説


4. ペンの色はどう使う?

スコアシートでは、赤ペンと黒または青ペンを使い分けます。

一般のTOマニュアルでは、

  • 第1Q・第3Q:赤色
  • 第2Q・第4Q・オーバータイム:黒または青の濃い色

で記録する内容が整理されています。

U12 TOマニュアルでも、ゲーム中は出場時限、ファウル、タイムアウトを各クォーターの色で記録し、第1Q・第3Qは赤色、第2Q・第4Q・OTは濃色、つまり黒または青で記録するとされています。

覚え方

1Q・3Qは赤
2Q・4Q・OTは黒か青

これだけ覚えておくと、まず大丈夫です。


5. ファウルの書き方

ファウルは、記号で記録します。

主な記号は次の通りです。

記号意味
Pパーソナルファウル
Uアンスポーツマンライクファウル
Tテクニカルファウル
Dディスクォリファイングファウル
Cコーチ自身のテクニカルファウル
Bベンチメンバー等のテクニカルファウル
Mマンツーマンペナルティ
GD失格・退場

U12 TOマニュアルでは、P、U、T、D、C、B、M、GDなどの記号が整理されており、Mはマンツーマンペナルティ、GDは失格・退場を表す記号として説明されています。

マンツーマンペナルティの「M」の記録や、U12とU15での違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

▶ ミニバスのマンツーマンペナルティとは?保護者向けにやさしく解説|U12とU15の違い・赤旗・Mの記録まで

フリースローがある場合

フリースローがあるファウルは、記号の右下に本数を書きます。

例:

  • P₂
  • U₂
  • T₁

という形です。


6. チームファウルの記録

チームファウルは、プレーヤーのファウルが記録されるたびに、数字を×で消していきます。

U12 TOマニュアルでは、プレーヤーのファウルが記録されるたびに、チームファウル欄の数字を×で消すとされています。また、OTのファウルは第4Qに続けて数え、ヘッドコーチに記録されるファウルはチームファウルに含まないと説明されています。

注意点

  • プレーヤーのP、U、T、Dなどはチームファウルに数える
  • コーチに記録されるC、B、Mなどはチームファウルに含めない
  • OTのチームファウルは第4Qに続けて数える
  • 各Q終了時に、使わなかったチームファウル枠へ2本の縦線を引く。OTがある場合は第4Qの枠を継続して使う

ミニバスでは子どもたちがTOをすることも多いので、TOサポーターはチームファウルの数が合っているか後ろから確認してあげると安心です。


7. タイムアウトの書き方

U12では、タイムアウトは各Q・各OTに1回ずつです。

タイムアウトの記録は、経過時間を分単位で、切り上げて記録します。

U12 TOマニュアルでは、タイムアウトの記録について、たとえば6分Qで残り2分35秒なら「4」、3分OTで残り0分9秒なら「3」と記録すると説明されています。

例

場面記録
6分Qで残り2分35秒4
6分Qで残り5分10秒1
3分OTで残り0分9秒3

考え方は、

そのクォーターが始まってから何分目に取ったか

です。

取らなかったクォーターの欄には、2本の横線を引きます。


8. オウンゴールの書き方

一般とU12で違うポイントのひとつが、オウンゴールです。

一般では、誤って自チームのバスケットへ得点したゴールは、相手チームのそのときコート上にいるキャプテンの得点として記録します。

ミニバスで誤って自チームのバスケットへ入れた場合、相手チームに2点を加え、番号の代わりに▲を記録します。故意に自チームのバスケットへ入れる行為はバイオレーションで、得点を認めません。

覚え方

一般:相手チームキャプテンの得点
U12:番号ではなく▲

ここは保護者TOが間違えやすいポイントです。


9. スコアボードとの確認が大切

スコアシートを書いていると、ランニングスコアとスコアボードがズレることがあります。

一般の競技規則でも、ゲーム中はスコアボードの得点とスコアシートのランニングスコアを常に照合し、相違がありスコアシートが正しい場合は速やかにスコアボードを訂正させるとされています。

U12 TOマニュアルでも、ランニングスコアはスコアボードの得点と常に一致していることを確認するよう説明されています。

確認のコツ

  • 得点が入ったら、スコアラーが記録
  • アシスタントスコアラーがスコアボード入力
  • 入力後に「Aチーム○点、Bチーム○点」と声を出して確認
  • スコアラーがランニングスコアと照合

TO内で声をかけ合うことでミスが減ります。

ただし、U12 TOマニュアルでは、声出しはTOクルー同士のコミュニケーションが目的であり、選手・コーチ・審判に伝えるためのものではないとされています。


10. ゲーム終了時の書き方

ゲームが終わったら、最後の処理をします。

一般の競技規則では、ゲーム終了後に終了時刻を記入し、最後の得点と得点したプレーヤー番号の下に太い横線を2本引き、使わなかったランニングスコア欄に斜線を引き、最終得点と勝者チーム名を記入し、TO全員と審判がサインするとされています。

U12でも基本的な考え方は同じです。

ゲーム終了時にやること

□ 試合終了時間を書く
□ 最後の得点を太い○で囲む
□ 得点と選手番号の下に太い横線を2本引く
□ 残りのランニングスコア欄に斜線を引く
□ 各Qの得点を確認する
□ 最終スコアを書く
□ 勝者チーム名を書く
□ TOクルーがサインする
□ 最後に審判がサインする

試合後に焦って書くとミスが出やすいので、TOサポーターや経験者が横で確認してあげると安心です。


11. TOサポーターが見るべきポイント

U12では、子どもたちがTOを行うことがあります。

そのため、大人は「代わりにやる」のではなく、「できるように支える」ことが大切です。

TOサポーターマニュアルでは、ゲーム中はスコアラーズテーブルの後ろから子どもたちを見守り、操作や記録のやり方を教えるだけでなく、「いいよ」「その調子」「大丈夫だよ。落ちついてやろう」といった前向きな声かけを心がけるよう示されています。

スコアシートでサポーターが確認したいこと

□ 得点がスコアボードと合っているか
□ ファウルの記号が正しいか
□ チームファウルを消し忘れていないか
□ 出場記録の/や\を忘れていないか
□ タイムアウトを正しい欄に書いたか
□ ペンの色を間違えていないか
□ 前半終了時に得点・ファウル・後半最初のスローインを確認したか
□ 試合終了時の最終処理を忘れていないか

通常は子どもが確認して記録できるよう支えます。得点や記録の誤りを見つけた場合は、必要な確認・連絡を遅らせずTO主任や審判と共有してください。

ショットクロックの24秒・14秒リセットや、一般とU12の違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

▶ ミニバスTOのショットクロック操作|24秒・14秒リセットを初心者向けにやさしく解説


12. 初心者が間違えやすいポイント

1. 一般と同じつもりで書いてしまう

特に出場記録、自殺点、タイムアウト、3ポイントは一般と違います。

2. 出場記録を忘れる

ミニバスでは出場制限があるため、出場記録はとても大事です。

3. タイムアウト欄の書き方を間違える

U12は各Q・各OTに1回。経過時間を切り上げて書きます。

4. チームファウルを消し忘れる

個人ファウルを書いたら、チームファウルも忘れずに確認します。

5. スコアボードとランニングスコアがズレる

得点のたびに声をかけ合って確認します。

6. ペンの色を間違える

1Q・3Qは赤、2Q・4Q・OTは黒または青です。


よくある質問|ミニバスのスコアシート

ミニバスのスコアシートは保護者でも書けますか?

はい、基本を確認しながら進めれば保護者でも担当できます。最初は得点、ファウル、チームファウル、タイムアウトの記録を落ち着いて確認することが大切です。

スコアシートで一番間違えやすいところはどこですか?

得点を入れるチーム、選手番号、個人ファウルとチームファウルの数え忘れが間違えやすいポイントです。クォーターごとにスコアボードと照らし合わせるとミスを減らせます。

ファウルが聞き取れなかったときはどうすればいいですか?

色・番号・種類・次の処置を審判やTO主任に確認し、推測で記録しないでください。確認のためにTOが任意に試合時計を止めることはせず、時計担当は所定の開始・停止を続けます。

まとめ|ミニバスのスコアシートは「一般との違い」と「出場記録」が大事

ミニバスのスコアシートは、基本的には一般のスコアシートと同じように、試合の公式記録を残すものです。

ただし、U12には独自の違いがあります。

特に大切なのは次のポイントです。

  • ミニバスのスコアシートは1枚もの
  • 一般用とは様式が異なる
  • キャプテンの規定はない
  • 各Qごとに出場記録を書く
  • 各Q開始時は「/」、途中出場は「\」
  • U12は原則3ポイントなし。ただし大会によって採用あり
  • 自殺点は番号の代わりに▲
  • タイムアウトは各Q・各OTに1回
  • タイムアウトは経過時間を切り上げて記録
  • ファウル記号にはP、U、T、D、C、B、M、GDがある
  • 1Q・3Qは赤、2Q・4Q・OTは黒または青で記録する
  • スコアボードとランニングスコアは常に確認する

保護者向けに一言でまとめるなら、

ミニバスのスコアシートは、得点・ファウル・出場記録を正確にそろえる

です。

スコアシートは最初は難しく見えますが、見る場所を分ければ大丈夫です。

  1. ヘッダー
  2. チーム欄
  3. ランニングスコア

この3つに分けて、ひとつずつ確認していきましょう。

ミニバスTOでの交代・タイムアウトのタイミングについては、こちらの記事も参考にしてください。

▶ ミニバスのTOで交代・タイムアウトを間違えないための基本|一般ルールとの違いと保護者サポートの注意点


記入ミスを防ぐ時間帯別チェック表

確認時期主な確認項目
試合前大会名、チーム名、選手番号、先発、コーチ名、使用するペン
得点のたび得点した番号、1点・2点の区別、ランニングスコア、得点表示
ファウルのたび選手番号、ファウル記号、個人回数、チームファウル
クォーター終了時得点、出場記録、ファウル、タイムアウト、次のアロー
試合終了時最終得点、勝敗、未記入欄、必要なサインと提出先

得点やファウルが合わないときは、記憶だけで書き直さず、スコアラー、アシスタントスコアラー、得点表示係で情報を照合します。マンツーマンペナルティの「M」はコーチ欄へ記録し、選手の個人ファウルやチームファウルには数えません。

記入ミスは、試合後にまとめて探すより、得点・ファウル・クォーター終了の区切りごとに確認する方が見つけやすくなります。

TO担当者が準備しておくと便利なもの

  • U12 TOマニュアル
  • 大会要項
  • バインダー
  • 黒または青のペン
  • 赤ペン
  • 定規
  • 予備のペン
  • メモ用紙
  • クリップ
  • 小さめのポーチ

特に、赤ペン・黒または青ペン・定規・バインダーは必須に近いです。

スコアシートを書くときに使うバインダーや赤黒ペン、定規などの準備物は、こちらの記事で詳しくまとめています。

▶ ミニバスTO担当者が準備したい持ち物リスト

スコアシートはA4サイズの用紙を使うため、バインダーがあると紙のずれを抑えながら記入できます。試合当日のタイムスケジュールや確認事項も一緒に挟めるので、コーチだけでなく、TOや係を担当する保護者にも便利です。

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スコアシートでは、マンツーマンペナルティなど通常の個人ファウルとは異なる記録が関係する場合があります。まずはマンツーマンディフェンスの基本をこちらの記事で確認できます。
▶ ミニバスのマンツーマンディフェンスとは?ゾーン禁止・赤旗・ペナルティを保護者向けに解説

マンツーマンペナルティは、選手の個人ファウルではなくコーチ欄に「M」と記録します。具体的な処置はこちらの記事でも解説しています。
▶ ミニバスのマンツーマンペナルティの処置とは?赤旗1回目・2回目以降・U12とU15の違いを解説

初めてTOを担当する方は、スコアシートだけでなく時計・ファウル・交代・タイムアウトの基本も知っておくと安心です。

▶ ミニバスTO初心者が最初に覚えること|スコアシート・時計・ファウルの基本を保護者向けに解説

得点・ファウル・終了処理の記入例

次の数字は説明用の例です。得点欄は、その選手の個人合計ではなくチームの累計に印を付けます。

場面記入する内容
Aの7番が2点。Aの累計は10→12A欄の12に対角線、隣の番号欄に7。10→11の欄には印を付けない
同じ7番のFT成功で12→13A欄の13に塗りつぶした丸、隣に7。失敗したFTは加点しない
選手のFT2本を伴うP選手の個人欄へP₂。チームファウル欄も1個進める
ヘッドコーチにM₁コーチ欄へM₁。選手の個人・チームファウルには加えない
第2Q終了使用済みと未使用の個人ファウル枠の境を黒または青の太線で区切る。出場記録も両チームと照合する
各Q・OT終了その時点の最終得点を太い○で囲み、得点と番号の下に太い横線を1本引く
ゲーム終了最終得点を太い○で囲み、下の太い横線を2本にする。残りの得点欄へ斜線、未使用ファウル欄へ横線、最終得点・勝者・終了時刻・署名を確認する

表示だけの誤りと記録の誤りを分ける

スコアラーが色・番号・加点後の累計をコールし、アシスタントスコアラーはチームA→Bの順で両得点を読み返します。スコアラーが記録と一致することを確認してOKを返します。

表示入力だけの誤りなら正しい記録と照合して表示を直します。スコアシートや認められた得点自体の誤りは、クルーチーフと確認し、第44条の訂正範囲・期限に従います。相違が解決しない場合は第48条によりスコアシートを優先します。詳しくは訂正できる誤りと期限を確認してください。

一次資料:JBA U12 TOマニュアルハンドブック(2026年度)2〜3ページ・声出しの章、2026ミニバスケットボール競技規則第4・16・19・44・48条。

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